昔の人は身体が疲れると梅干しを食べて元気になっていましたが、沖縄のもろみ酢も、梅干しと同じように飲むと元気になると感じる方が多いようです。

どちらもクエン酸が豊富に含まれており、クエン酸には疲労回復効果があることが分かっています。

ですが、クエン酸は、どのように疲労回復に役立っているのでしょうか。

ここでは、沖縄もろみ酢が持つ疲労回復効果のメカニズムについてご紹介いたします。

<元気になるクエン酸回路とは?>
まず、クエン酸回路とは、人間の身体にとって欠かせない重要な代謝機能の一つです。

クエン酸は体内に入ると、クエン酸回路というエネルギー生産回路を活発にしてくれます。

この回路に食事で取り入れた栄養が運ばれると、オキサロ酢酸からリンゴ酸まで8回にわたって化学変化しながらエネルギーを生産していきます。

【クエン酸が不足すると?】
しかしながら、この時クエン酸が不足しているとクエン酸回路の回転が遅く、乳酸やピルビン酸がたまって身体が酸性に傾き、疲労を感じるようになります。

クエン酸回路の回転が速いと疲労の回復も早いので元気になりますが、クエン酸回路の回転が遅いと疲労がたまっていくというわけですね。

<乳酸が疲労の原因ではない?>
昔は運動などで疲れるのは乳酸が体にたまるからだと言われていましたが、最近の研究で疲労の原因は乳酸ではないとする説もあるようです。

クエン酸を摂取することで、体内に溜まった乳酸はクエン酸回路に取り込まれて再びエネルギー源として使われます。

乳酸は疲労物質と決められずエネルギー源としても使える物質のようです。

しかし増えすぎるとエネルギーとしての利用が追い付かないので、もろみ酢を飲んで疲労を回復してくださいね。

【沖縄で育つ天然のクエン酸】
沖縄のもろみ酢は、通常の食酢とは違い、黒麹菌に酵母と水を加えて泡盛を作った後のもろみ粕を絞ります。

気温や湿度の高い沖縄で泡盛が腐らないのは、発酵するときにたくさんのクエン酸を作りだすからだそうです。
沖縄の泡盛職人さんは、もろみ酢の原料となるもろみ粕を食べて暑い夏を乗り切っていたそうです。
昔の人は体の変化を敏感に感じ取っていたのかもしれませんね。

<天然のクエン酸で元気な体>
いかがでしょうか。

今では化学合成されたクエン酸もありますが、やはり天然のクエン酸の方が身体にしっかり働きかけてくれるそうです。

また、クエン酸と一緒にビタミンB1を一緒に取ると疲労回復にいいと言われています。
はちみつや黒糖はビタミンB1が豊富なので一緒に飲むといいですね。

天然クエン酸がたっぷりのもろみ酢で、元気な体を目指してくださいね!